ケンウッドのネックスピーカーCAX-NS1BTを購入しました。
私は自宅でワイヤレスイヤホンをしながら仕事をするのですが、家族に呼びかけられても全く気付かないことが多くて、最近は怒られることが多くなってしまいました。
これはいかんなと思いまして、イヤホン型ではなく、首掛け型のスピーカーなら周囲の音も聞こえるし、会話ができるなと思ったのです。
ケンウッドの首掛け型のネックスピーカーCAX-NS1BTを使ってみた感想をお伝えします。
ケンウッドのネックスピーカーCAX-NS1BTにした理由
ワイヤレスのイヤホンは使っていましたが、ワイヤレススピーカーを使うのは初めてです。
今回、このスピーカーにした決め手は3つです
①値段がお手頃
私は13000円くらいで購入しました。
今まで見てきた他のネックスピーカーは2~3万円のものが多かったように思います。
②国産メーカー ケンウッド
もちろん、もっと安価な製品も沢山ありますが、ほとんどが中国製で品質面で心配でした。その点、ケンウッドという国産の有名メーカーなら品質面で心配する面もないし、すごく音にこだわるわけではないが、そこそこの音質を求めるなら充分だと思ったからです。
②コンパクトで軽い
以前、知人宅に話題になった首掛け型のスピーカーSONYのSRS-WS1があったのですが、かなり大きく、しかも重かった!
肩こりマッサージ器か!?と思う位に邪魔そうだったので全く興味なかったのですが、このケンウッドのネックスピーカーは業界最軽量ということで、そんなにコンパクトなら使ってみるのもいいな~と思ったのです。
箱から出してみました。
プラスチックトレーにスッポリと収まっています。
ワクワクしてきました。
カラーはブラックとホワイトがありましたが、汚れが目立たないブラックを選びました。
赤いラインがアクセントになっています。
赤色はメタリックな感じですが、ラインも細いし、悪目立ちする赤ではないので、男女どちらが使っても違和感はないと思います。
箱の中にはUSB充電ケーブルが入っていました。
充電はされていたので箱から出してすぐに使えました。
ケンウッドネックスピーカーCAX-NS1BTを首に掛けてみた
意外とコンパクト!
横から見たところ。
後ろから見たところ。
浮くこともなく、ちょうど良く首回りにフィットします。
ちなみに私の身長は175センチほど。中肉中背です。
ケンウッドネックスピーカーCAX-NS1BTは肩こりするか?
首に掛けた第一印象、「軽い!」と思いました。
確かに、箱を手にした時ですら重いとは全く感じなかったので当然と言えば当然ですが、なんとなく「スピーカー」という先入観で、ズッシリ感じるんじゃないかと思っていたんです。
あと、前出でご説明したとおり、知人宅にあったSONYのSRS-WS1が、首に掛けてグリグリするマッサージ機さながらの大きさ&重さで、それのイメージが強かったのですが、それとの重さも比べ物にならない程軽く、全くと言っていい程気になりません。
このケンウッドのネックスピーカーの重量は88g。(SONYのSRS-WS1は335g。重かったわけだ)。
小さめのミカンの重さは約80gとのことなので、このスピーカーがいかに軽いかがお分かりいただけるかと思います。
私は肩こり持ちですが、このネックスピーカーは気になるレベルの重さではありません。
ケンウッドネックスピーカーCAX-NS1BT音漏れは?
iphoneとペアリングしてみました。
スピーカー代わりに部屋で流す時は、中間より、やや上げた音量にしているので、同じ音量でオールデイズミュージックを流してみました。
「音がでかっ!!」
とあまりの音量にビックリしてしまいました。
イヤホンの様に直接的に音が入ってくるわけではないですが、音が大きく感じます。
考えてみれば、スピーカーが肩先にあるんだから当然ですね。
普段部屋などで流す時の音量より小さめにして聴くことをおすすめします。
次に、ラジオの講義番組を流してみました。
講義などはイヤホンじゃないと聞きずらいだろうと思っていたのですが、問題なく言葉がハッキリと聞き取れます。
同じ部屋にいた家族に「聞こえる?」と聞いてみると、音楽も講義も「なんか音が聞こえるなと思ってた。かすかにね」と言っていました。
つまり、ネックスピーカーで音漏れを防ぐ、というのは無理ですね。
周囲に音を漏らしたくない時はイヤホンを使う方が良いでしょう。
ただ、スピーカーで音を流すより明らかに静かなのは確かです。
ケンウッドネックスピーカーCAX-NS1BTの音質は?
私がネックスピーカーを使う場は、自宅で仕事中や家事をする時です。その為、ストレスなく聞ければよく、すごく音響にこだわりを持っているわけではありませんでした。
しかし!
このケンウッドのネックスピーカーCAX-NS1BTは期待以上に高音質でした。
その理由は、コーデックaptX™ 対応だからなのでした。
圧縮率がSBCと比べて格段に少ない為、
音域が消える事も少なく、
高品質な音を楽しむ事が出来る。
タイムラグもほぼ無くなっている為、
動画と合わせても違和感を覚える事が少ない。
参考:ELECOM
コーデックaptX™ について分かりやすい解説ページは⇒ こちらです。
スピーカーが首側面にあるので、音に包まれている印象です。
臨場感も充分。
これなら、映画などを観る時も満足できそうです。
Siriも呼び出してみました。
「〇〇さんに電話掛けて」とお願いしたら、一発で聞き取って掛けてくれました。
ケンウッドネックスピーカーCAX-NS1BT使いやすさ
充電ケーブルをさす場所は左側面にあります。
3時間の充電で20時間使えるそうです。これは業界トップクラスの長時間再生です。
音量調整は右側にあります。首にかけたまま楽に操作できます。
1回1回ツマミを倒す形式なので、肩や服でうっかり押されることもなく安心です。
私が一番気に入ったのは、電源とバッテリー残量の部分です。
今までもワイヤレスのイヤホンを使っていましたが、電源がちゃんと切れているか、一時停止状態なのか、はっきりしなかったんです。
切れていると思っていたら一時停止のままで充電だけくっていた、、、なんてことがしょっちゅうでした。
その点、このケンウッドのネックスピーカーの様にスイッチをON側/OFF側にスライドさせるというのは目で確認でき、非常に分かりやすいです。
バッテリーも赤・紫・青と色で常に残量を示してくれるので非常に分かりやすいです。
ちなみに、電源ON/OFF、ペアリングON、バッテリー残量の音声ガイダンスはEnglishです。
(単語なので難しくないと思いますが、念のため)
ケンウッドネックスピーカーCAX-NS1BT向いている人
ケンウッドネックスピーカーCAX-NS1BT、期待以上に快適で私はかなり気に入っていますが、もちろん全員に向いているわけではありません。
ネックスピーカーが向いている人とそうでない人を考えてみました。
向いている人
・音声を聞きたいが、周囲の音や会話も大切にしたい人
・テレビなどの音量を大きくしないで自分の耳元で聞きたい人
・イヤホンだと耳が疲れてしまう人
・イヤホンが耳から落ちるのがストレスな人
・車内でハンズフリーで電話をしたい人
・軽量を望む人
向いていない人
・音漏れしたくない人
・とにかく低価格を望む人
・充電が面倒な人(1回の充電で20時間再生はできますが)
・英語アレルギーの人(電源ON/OFF時などの音声ガイダンスが英語)
まとめ
ケンウッドネックスピーカーCAX-NS1BTの特徴
・小さめミカンと同じくらいすごく軽い
・3時間の充電で20時間再生できる
・音漏れはするけれど、単体スピーカーと比較すると明らかに音は小さい
・臨場感ある本格的な音質が楽しめる
・耳が疲れないので長時間つけていられる
なんだか良い感想ばかり並べている感じがしますが、ネックスピーカーを使うのが初めての私でも、煩わしさは全く感じていません。
むしろ、イヤホンをしている時の閉そく感から解放されるし、周囲とコミュニケーションも取れるし、私はおそらくネックスピーカーを主流に使っていくことになるかなと思っています。
参考にしていただければ幸いです。
ケンウッド ウェアラブルワイヤレススピーカーCAX-NS1BT-B
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