できちゃった婚の祝儀金額と表書きは?結婚祝いと出産祝い別に贈る?

しばらく会っていない知人から、入籍をしたという連絡をもらったので、
お祝いを贈ろうと準備していたら、実は妊娠もしているとの知らせを受けました。
いわゆる「できちゃった婚」というものですが、さずかり婚、おめでた婚とも言って、
最近では珍しくなくなりましたね。
今後はこの様に、
・できちゃった婚の連絡(入籍のみで結婚式の予定なし)
・できちゃった婚ですでに出産した
・できちゃった婚で出産後に結婚式をする予定という連絡
・できちゃった婚で妊娠中に結婚式をする

というケースも増えてくるかもしれませんね。

こういうケースの場合、
結婚と出産のお祝いはを別々にした方が良いのでしょうか?
1つのお祝いとしてまとめてしまっても良いのでしょうか?
お祝いを贈る場合の表書きはどうすれば良いのでしょうか?

お祝いで迷わない様に、ここでしっかりと確認しておきましょう。

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できちゃった婚(入籍のみで結婚式なし)のお祝い

結婚式・披露宴をしない場合でも入籍の連絡を受けた場合はお祝いを贈ると良いでしょう。

出産の時期が分かっていて、少し先になるなら「結婚祝い」だけ先に贈り、出産祝いとは別にしましょう。

祝儀袋は金銀の結び切りで「結婚祝い」という表書きにします。

お祝い金の目安は以下の「結婚式・披露宴に出席しない」場合の金額を参考にしてみて下さい。

自分から見た立場 披露宴に出席しない 披露宴に出席
友人・知人 一人 1万円 3万円
夫婦 1万円 7~8万円
会社関係 上司 5千円~1万円 3~5万円
同僚 5千円~1万円 3万円
取引先 5千円~1万円 3万円

その後、出産した連絡を受けたら、「祝御出産」の表書きで、紅白の花結び(蝶結び、リボン結び)の祝儀袋でお祝いの金品か、品物を贈ると良いでしょう。
金額は5千円~1万円を目安にすると良いでしょう。

品物にする場合は赤ちゃんの洋服やグッズを贈るの方が多いですが、ネットショップの売れ筋ランキングもとても参考になりますので参考にするのも良いと思います。

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できちゃった婚と出産の連絡が同時だった場合

出産と入籍の連絡が同時というケースもありますね。
この場合は「祝御出産」の表書きで、紅白の花結び(蝶結び、リボン結び)の祝儀袋でお祝い金(+品物)を贈ると良いでしょう。
金額は「結婚式・披露宴に出席しない」を目安にしてみて下さい。

自分から見た立場 披露宴に出席しない 披露宴に出席
友人・知人 一人 1万円 3万円
夫婦 1万円 7~8万円
会社関係 上司 5千円~1万円 3~5万円
同僚 5千円~1万円 3万円
取引先 5千円~1万円 3万円

お祝い金、お祝い金+品物の場合、どちらを選択するにしても、お祝いの言葉を添えると良いですね。
例えばこの様なお祝いの言葉を添えるのはいかがでしょうか。

「赤ちゃんのご誕生おめでとうございます。ご入籍と二世のご誕生と二重の慶びですね。
心からお祝い申し上げます」

百貨店でしたら商品に手紙の同封は許可してくれますし、
ネット注文でも注文時に希望の文言をポストカードに記して同封してくれるショップが
多いので利用するのも良いでしょう。

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できちゃった婚 妊娠中の結婚式出席のお祝い

いわゆる「できちゃた婚」で、妊娠中だけど結婚式や披露宴をする方もいらっしゃいますね。
この様なケースのお祝いは、結婚式出席時に「結婚祝い」のご祝儀を贈ります。
出産祝いとは別にしましょう。
祝儀袋は金銀の結び切りを使います。
表書きは「祝御結婚」と書きます。
お祝い金の目安は以下を参考にしてみて下さい。

自分から見た立場 披露宴に出席しない 披露宴に出席
友人・知人 一人 1万円 3万円
夫婦 1万円 7~8万円
会社関係 上司 5千円~1万円 3~5万円
同僚 5千円~1万円 3万円
取引先 5千円~1万円 3万円

そして後日、出産の連絡を受けた時に「祝御出産」の表書きで、お祝い金または品物を贈ると良いでしょう。目安金額は5千円~1万円です。
お祝い金を贈る場合の祝儀袋は、紅白の花結び(蝶結び、リボン結び)です。

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できちゃった婚 出産後に結婚式がある場合

できちゃった婚をし、出産後に結婚式をする予定だとあらかじめ分かっているケースもありますね。

こういうケースの場合は、先に出産祝いだけを贈りましょう。
祝儀袋は「祝御出産」の表書きで、お祝い金か品物を贈ると良いでしょう。

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そして、式の招待の知らせを受けた時に結婚式で「結婚祝い」の祝儀を贈ります。

自分から見た立場 披露宴に出席しない 披露宴に出席
友人・知人 一人 1万円 3万円
夫婦 1万円 7~8万円
会社関係 上司 5千円~1万円 3~5万円
同僚 5千円~1万円 3万円
取引先 5千円~1万円 3万円

出産時期がだいぶ先の場合、結婚式まで何も贈らないのも気がひけますよね。
その場合は「結婚祝い」として「結婚式・披露宴に招待されていない場合」の金額を先に贈っておくのも良いでしょう。
そして後日、式の招待の知らせを受けた時は、式に出席する場合と出席しない場合の目安金額の差額を包むと良いでしょう。披露宴では食事代などがありますので、すでに祝儀は渡していると言えども手ぶらで出席というわけにはいきません。

まとめ

できちゃった婚の場合、お祝いを贈るタイミングや金額など悩んでしまいますよね。
主に上記3つのケースが考えられると思いますので、最後にまとめておきます。

できちゃった婚で入籍のみ(結婚式なし):
「結婚祝い(金額目安は式出席なしのケース)」を先に贈り、出産の連絡を受けた後に「出産祝い(5千~1万円程度)」を贈る。

できちゃった婚&すでに出産:

「出産祝い(5千~1万円程度)」+「結婚祝い(式出席なしの金額目安)」を贈る。

・できちゃった婚&妊娠中に結婚式:
式に出席時に「結婚祝い」を贈る(金額は式出席のケース)。出産の連絡を受けた後に「出産祝い(5千~1万円程度)」を贈る。

・できちゃった婚&出産後に結婚式:
「出産祝い」を先に贈る。結婚式の招待の知らせを受け、式に出席時に「結婚祝い」。
出産の連絡を受けた時に「出産祝い(5千~1万円程度)」の金品を贈る。
出産まで期間があって何も贈らないのは気がひける場合は、式に出席しない場合の金額の目安を贈っておき、式出席時に差額を包む。

以上、参考にしてもらえれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。

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