鉛筆の下書きをボールペンでなぞるとインクが出ない理由と解決策

失敗できない履歴書や文書を書く時など、
鉛筆で下書きをして、
その上からボールペンでなぞり書きをする、
という方も多いのではないでしょうか。

ところが、いざ下書きをなぞると、
所々ボールペンのインクがかすれていたり、
つかないではじいてしまうことがあります。
インクはきちんと入っているし、
問題なくなぞれている部分もあります。

なぜ、所々ボールペンがかすれたり、なぞれない部分
が出てくるのでしょうか?

解決策とあわせてお伝えします。

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鉛筆下書きにボールペンが出ない2つの理由

鉛筆の芯はは黒鉛、粘土や樹脂などが混合されて作られています。
そのため、ボールペンのインクがはじいてしまい、
色がうつらないのです。

もう一つの理由は、ボールペンのペン先の構造によるものです。
ペンの先端は紙との摩擦でインクが出る構造になっています。
鉛筆で下書きをしていると、紙との摩擦がなくなり滑ってしまい、
ペン先のボールが回りにくくなり、インクが出にくくなるというわけなのです。

>>鉛筆の最大の濃さや違いは?試験に最適な芯の種類はこれ!

鉛筆の下書きを消してからなぞってみた

鉛筆の下書きの上をなぞってもインクが出なかった場所は何度も
なぞるのは諦め、
インクが乾くのを待って、鉛筆の下書きを消しゴムで消しました。
そして、インクがつかなかった部分をボールペンでなぞって
みたら今度は問題なく書けました。

最終的に、ボールペンで書けて良かった!と思いましたが
これでは下書きをした意味もないですし、面倒です。
均一にボールペンのインクが乗る、はじかない方法を調べましたのでお伝えします。

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鉛筆下書き ボールペンインクをはじかせない方法

インクをはじかない鉛筆下書きの方法

しっかりと書いた文字をなぞると、ボールペンのインクがのらない、
はじいてしまうという現象がおきやすくなることが分かりました。

つまり、鉛筆で下書きをする場合は、
できる限り力を入れずに
限りなく薄く下書きするとボールペンでなぞることが出来るのです。

注意点として、
シャープペンは、鉛筆より紙に筆跡の凸凹跡が残りやすいので、
鉛筆を使うようにしましょう。
濃い芯ほど柔らかいので、HBよりもB、Bよりも2Bを使う方が良いです。

鉛筆下書きをはじかないボールペン

ゲルインクタイプか、水性のボールペンが良いです。
油性のボールペンはダメです。
油性ボールペンは消しゴムと相性が良いため、
ボールペンインクの油を吸収しやすくなっています。
そうなると、消した時に文字が滲んでしまったり、ボールペンの文字
が取れて薄くなってしまうのです。

まとめ

下書きをしてからボールペンでなぞり書きをする場合は
以下の点に注意すれば、はじいたりインクが乗らないという事態を避けられます。

・できる限り力を入れず、限りなく薄く下書きする

・シャープペンは跡が残りやすいので鉛筆を使う。

・ゲルインクタイプか、水性のボールペンを使う。

お読みいただきありがとうございました。

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