美味しい野菜をスーパーで選ぶときのポイントはこれで完璧! 

スーパーで野菜をかごに入れる時、外見を一通り見ますが、正直な所どれが美味しい野菜か全く分かっていなくて、今まではなんとなく、こっちの方が色が濃いし、、、
などと、感覚で選んできました。

せっかく買うなら美味しい野菜がいいですよね。

12種類の野菜(ひとつは果物)について
「おいしい野菜の選び方」というセミナーで学んできましたので、ご紹介します。

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キャベツ

(春)ふかふかしているもの。
(冬)ずっしりと重いもの。

色:薄いもの。(緑が強すぎないもの。育つ過程の小酸化窒素をビタミンCや糖度にかえられていないということ)
芯:500円玉程度の大きさ=成長しすぎていない。
茎:芯から均等に5本出ているもの。

【1/2などカットもの】
茎が1/3程度のもの。茎が長いと苦みがあります。

レタス

色:薄く淡いもの。
大きさ:小さい程苦い(成長しきっていない)。
重さ:軽すぎず重すぎない(重いと詰まり過ぎ)。
弾力:押すとふかふかで弾力ある(パリッとする)
茎:10円玉くらい。
芯:五角形に均等に出ているもの。

【1/2などカットもの】
切り口:赤くないもの(時間が経過している。同時に白い液体も出ていることが多い。この液体は苦い)
芯:1/3程度のもの。

ほうれん草

外観:虫喰い、枯れ、溶けがないもの。
色:少し色が薄いもの(濃すぎると育つ過程の小酸化窒素を栄養に変えられていない→えぐみが多い)。
葉:厚いもの(ビタミンC多い。甘みも強い)。
茎:太いもの。
葉:大きいもの。

【豆知識】
夏と冬の栄養価は7倍違う。11月下旬〜3月出まわるが、旬は12月〜1月。

トマト

色:均等。
へた:ピンと張っている。
へたの枚数:多い=部屋が多い=ゼリーが少ない→サンドウィッチに適している。

【豆知識】
夏野菜だが、冬の方が甘い(寒いと糖を溜める。寒冷地で育ったものの方が甘い)。
保存適温:10〜13度。新聞に包んで冷蔵庫保管が良い。
完熟:木の上で育ったもの。
追熟:収穫してから色づくまで置いておいたもの。→外は赤いのに中が緑の場合がある。

きゅうり

形:頭からお尻まで均等な太さ。まっすぐなもの。頭=肩が張ったもの。お尻が枯れていない、変色がないもの。
色:少し薄いもの。(濃い→皮固い。苦みある。育つ過程の小酸化窒素を栄養に変えられていない)
とげ:痛い位が新鮮。

【豆知識】
白い粉:農薬と間違われることが多いので農家が改良して育てるようになってきているが、この粉はきゅうりが自身の身を守るために出している本来の姿なので心配することはない。
適温:10〜13度。寒すぎると自身のビタミンCを使ってしまう。

大根

形:まっすぐ、太い、重いもの。
肌:すべすべ、艶がある。
ひげ根:均等な間隔で出ているもの。
バランス:葉:実が1:2。
実と葉の境の芯部分:小さい方が柔らかく美味しい。

【豆知識】
葉の切り口:ス(細かい穴)があるもの=実もスが入っているので注意。

人参

形:逆三角形で真っ直ぐなもの。
実と葉の境の芯部分:細い→葉が少ない=実が甘い。オレンジ→実もオレンジ。緑→実も緑。
白い筋:均等に出ているもの。
葉:均等に放射状に出ている。

ピーマン

外観:張り、つや、しわしわしていないもの。
へた&お尻:しっかりくぼんで周りが盛り上がっているもの。
頭の部分の形状:山谷が6個以上あると苦みが少ない。

かぼちゃ

色:オレンジの濃いもの。
種:ふっくらしている。
実:厚いもの。

【丸々1個の場合】
色:緑が濃すぎないもの。
へた:小さいもの→熟していて甘い。
底(畑で地面に着いていた部分):緑になっていない底の部分の色は、中身(実)とオレンジ同じ色なので参考に選ぶと良い。

玉ねぎ

実:堅くしまっている。
皮:つやと張りがある。テカッとしているもの。
へた:しっかり枯れていて固いもの。中心にあり、ずれていないこと。
根:中心にあり、ずれていないこと。

じゃがいも・さつまいも

じゃがいも

形状:大きすぎない(大きすぎると水っぽい)。
表面:なめらか、しわがない。緑色ではない。芽が出ていないこと。

さつまいも

色:ヌラ先が鮮やか。黒ずんでいないもの。
形状:細い、真っ直ぐなものが甘い。

【豆知識】
甘み、ねっちょりが好み:少し置いておく。
ほくほくが好み:購入後すぐに食べる。

陽に当たると毒性出る。
芽を出さない様に5度以下で保管。

番外編 りんご(果物)

色:均等に色づいているもの。
お尻:開いているものが甘い。熟している。
表面:旬のものは少しベタッとしている=熟している、蜜が多い。
【豆知識】
へたが短い:木の上になっていた=陽に当たっていたので甘くて美味しい。
へたが長い:木の下で育った=あまり陽に当たっていない。

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野菜を保管しておいたら溶けてしまった?

保管していた野菜が気がついたらドロドロになっていたってことってありますよね。
植物は自然に枯れていくのが本来の姿です。
溶けてしまうというものは、農薬や化学肥料を多く使われて育った可能性が高いそうです。

【豆知識】
長持ちする保管方法:
【葉もの】キッチンペーパーを濡らして包む。
キャベツ、レタスなどは茎をくり抜く→キッチンペーパーを濡らして詰めておく。
【実もの】新聞紙に包む→冷蔵庫

 

曲がっている野菜の方が美味しいの?

曲がっているものの方が自然、形状が圴一になっているのは、農薬や化学肥料を使っているからだ、と言う人もいます。

実際のところ、どうなのでしょうか?

・均等に肥料を撒いていなかったり、充分な手入れをせずに育てられた場合は、ばらつきがある場合がある。

・充分に手をかけられていたり、上手に育てられていれば、形状がバラバラになることも少ないはず。

つまり、育て方が下手とは言いませんが、より目をかけて丁寧に育てられてきたもの程、形が揃う傾向の様です。

野菜も、たっぷりの愛情、手塩にかけられて育つかどうかで変わってくるんですね^^

最後に

スーパーで、いざ野菜を買おうという時、色の濃いものとそうでないものとか、曲がっていたり、そうでなかったり、どっちがいいんだろう、、、

と迷ってしまう事ありますよね。

こちらの記事を参考に美味しい野菜を選んでいただければ幸いです。

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