スーパーのみそ売り場に行くと、
同じメーカー、同じシリーズなのに
色の薄い味噌、色が濃い味噌があります。
なぜ色が違うのでしょうか?
そもそも、みそは何種類あるのでしょうか?
今回はそんな疑問を解消します。
市販のみそは何種類あるの?
市販されている味噌は大きく分けると3種類あります。
米みそ、麦みそ、豆みその3種類です。
米みそは大豆・米(麹)・塩
麦みそは大豆・麦(麹)・塩、
豆みそは大豆・塩
から作られます。
この様に使用する原料による違いで分類されますが、
それ以外に、甘口みそ、辛口みそといった味の違い、
赤みそ、白みそといった色の違い
に分類することもできます。
その中でもみそ全体の80%を占めるのが米みそです。
味噌の色が違うのはなぜ?
みそ全体の80%を占めるのが米みそですが、
米みそでも、色の薄いものと濃いものがあります。
同じ原料から作られているのに、なぜ色が違うのでしょうか?
理由は2つあります。
・麹の入っている量
・製造工程の違い
・熟成期間の違い
麹の量の違い
麹とは、米(麦)を蒸して、大豆などに菌を付着させたもので、発酵食品である味噌の原料として欠かせないものです。
その麹の量(麹割合)が多いか少ないかによって味噌の色が変わってきます。
製造工程の違い
みそを作る過程で大豆をゆでるか蒸すかによって味噌の色が変わってきます。
一般的に
麹の比率が多く、大豆をゆでる場合は白みそ
麹の割合が少なく、大豆を蒸す場合は赤みそ
になります。
熟成期間の違い
熟成期間が長くなるにつれ色も濃くなり、塩分も高くなる傾向があります。
そのため、
白みそは塩辛さが控えめでまろやかな味、
赤みそはコクのある辛口な味
になります。
まとめ
みその種類、色が違う理由がお分かりいただけたかと思います。
日本の伝統食であるみそは、病気の予防や健康・美容に効果が期待できる
食材として世界中で人気です。
まろやかな味が好み、塩分を控えたいなら白みそ、
コクのある辛口な味が好みなら赤みそ
を選ぶと良いでしょう。
お読みいただきありがとうございました。
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